こんにちは!現役医療事務のTomです。
営業から転職して4年目に突入しました。今、思うことは転職してみて良かったということです。
もちろん、大変なこともあります。しかしそれを上回るメリットも多くあります。
目次
医療事務は大変でとてもツライ?
転職して半年は確かに大変だった
医療事務は一般事務とは違い、医療に関することを請け負う事務になります。
それゆえ、医療に関する専門用語が多いので、覚えるまでは苦労しました。
あとは病院業務の流れを覚える為に、受付や保険確認、診療費計算、電子カルテ操作、証明の扱い、レセプトチェックなど細かな作業を繰り返す日々でした。
半年までは大変だった記憶があります。けれど、どの仕事でも(よほどのブラック企業は除く)それは同じだと思います。
クリニックと総合病院では大変さは違う
僕が転職した病院は700床を有する割と大規模な病院ですので、働いている方はパートさんもアルバイトの方も正職員の方もそれなりの人数でした。
ここでお伝えしたいのはクリニックと総合病院では仕事の大変さは違うということです。
クリニックは小規模ですので、医療事務以外の仕事もこなす必要が多いと思います。
今の職場のパートの方(以前クリニックでパート経験がある)に聞いたのですがクリニックは医療事務の仕事以外に雑務も多いとのことです。
逆に総合病院などでは専門的なことに特化していく(例えばレセプト請求)傾向があるため、“大変”と言ってもひとくくりにはできないです。
- 小規模なクリニック「浅く広くを前提に仕事を覚える」
- 中・大規模の総合病院「専門的な仕事に特化していく」
このような感じでクリニックと総合病院などでは大変さは異なるかもしれません。どちらがいいかは悩みどころですね。
医療事務の本当に大変なところ
一般的に医療事務の大変なところで言えば
- 医療用語(略語)が難しい
- 患者からのクレームがきつい
- 常に勉強する必要がある
- 間違いがあってはいけない
- 忙しい
以上のような項目が医療事務の大変なところで挙げられていますが、、、
冷静に考えて下さい。パートさんでも正職員でも仕事するなら当たり前のことばっかじゃないですか?
僕の場合、営業の方がノルマもあるし、よほどキツイし本当に大変でした。暑い日にもスーツ着て、寒い日にも外回りして、付き合いの会食や接待のゴルフで休日が潰れ、満員電車に押し込められ出勤…今は車通勤で、冷暖房が効いた事務所内での仕事です。控えめに言っても最高。
要は考えようで
- 医療用語(略語)が難しい-「就職できたなら覚えよう」
- 患者からのクレームがきつい-「営業のクレームは“まじで”キツイよ」
- 常に勉強する必要がある-「仕事ってそんなもんじゃね?」
- 間違いがあってはいけない-「どの仕事でもだよ!!」
- 忙しい-「ちょっと何言ってるかわからん…」
だから本当に大変なのは実は働いてみないとわからないです。
そして医療事務4年目の僕が思う本当に大変なことを書きます
- 僕自身少し潔癖症なので患者の風邪やウイルスが感染しないか心配になる
- 基本的にパソコン作業が多いので、目が疲れる&肩が凝るようになった
- 座ってばっかりの仕事なので運動不足が心配だ&少し太ったヤバイ…
- 医師や看護師と話すときはいつも忙しいそうなので気をつかう
こんなものでしょうか。とはいえ、医師も看護師もきちんと話は通じるし、なんせノルマがないので変なプレッシャーやストレスがないのは精神的にすごく楽です。
医療事務は女性にも男性にもおすすめしたい
求人が多いのは非常に魅力的
確かに医療事務は一般事務と違い大変なところもあります。
けれど、一度でも、医療事務を1年でも経験すれば、医療事務としての基礎が出来上がります。
新しい環境は誰だって不安だし、大変そうだなぁ…と被害妄想するものです。これは心理学でも言われていることで、人は知らないものに対して過大に(とても大変そうだ・辛すぎるに違いない)考えてしまうようです。
僕も転職の時に少なからず大変そうだなぁと考えもしましたが、実際の現場に飛び込んでみて大きな収穫がありました。
根拠はありませんが、4年も続けていると他の病院やクリニックでも転職できそうだな…と思います(笑)
一般事務では得られない知識が医療事務にはあります。一般事務を1年経験するのと、医療事務を1年経験するのとでは医療事務を1年経験するほうがパートでも正社員でも求人は多いです。
また1年でも経験すれば、時給も高い病院やクリニックに職場を変えることだって可能です。(実際に僕の病院のパートの方はそのようにキャリアを積んでおられました。)
また、医療事務のいいところは家に近い職場で働けるという利点があります。
わざわざ仕事の多い都市部まで行かなくても、地元もしくはとなり町などで仕事を探すことができます。それだけ病院やクリニックの求人が多いのです。
パートさんでも長く続けられるのは医療事務
医療事務は20代はもちろんですが、30代、40代、50代の方も幅広く活躍されています。
僕の職場は受付が委託のパートさんで構成されています。産休明けで復帰される方や、子どもさんの都合で時短の方などフレキシブルに働いておられます。
産休明けにも戻って来れるのはやはり、医療事務だからではないでしょうか。
たとえ、復帰が同じ病院やクリニックでなくても、求人は多くあります。
医療事務の強みは求人の多さで、働きやすいところを選べるというのは大きな強みですし、長く働ける重要なポイントだと思います。
大変だけど覚えると職に困らない
医療関係に関わる最大の強みが職に困らないということです。
転職して医療現場で事務として働いていますが、本当にそう感じます。
医師や看護師、放射線技師、工学技士、理学療法士、臨床心理士、診療情報管理士などなど医療に関わる職種は募集が多いため、職には困らないです。
そして、医療事務も例外ではないです。
やはり、医療事務は一般事務とは違い、医療に関する事務員ですので、受付から始まり、会計や診療報酬の計算、診療報酬請求業務や診療情報管理などを経験すると再就職しやすいです。
正社員は穴場で待遇もいい:責任感は多少必要
大きな病院に言えることなのですが、正社員は福利厚生もしっかりしていて給与もいいです。
例えば企業がバックにある病院はかなり待遇はいいですね。以前、関西方面で医療事務の研修会に参加させていただいた時に企業系の病院の方と仲良くなって給与に関してぶっちゃけてもらったのですが、700万円くらいあると言ってて「え、事務だよね…。」って衝撃受けました。
これは結構上級の事例ですが、このような病院は正社員でもパートでも給与はいいみたいです。
働くモチベーションになるのはやはりお金というのは間違いないので、求人もしっかりチェックして選んで下さい。
そして、正社員で募集があるならチャレンジしましょう。病院は働きやすいです。
それでは、より良い転職ライフを~!