医療事務の男性職員は穴場な件【営業から転職した僕が語る】

職場環境

こんちには!現役医療事務のTomです。

 

営業(新卒から5年)から医療事務へ転職して4年目に突入しました。

 

経験から医療事務の就職や転職で“男性”はどうなのか?という疑問について書いていきたいと思います。

 

男性の医療事務は「年収が低くてやってられない」という情報がありますが、マジでそんなことありません。(昨年の僕の年収は458万円です、ガチです)医療事務の年収は非正規雇用やパートなどを含む年収になっているので低い値が算出されています。

 

正直言うと、医療事務の男性正職員は穴場です。医療事務=女性というイメージでしょうが、男性の正職員は一定の需要があり、必要とされています。

 

そこで今回は営業が嫌すぎた僕がノルマのない医療事務に転職してみてわかったことを書いていきます。

 

参考になれば幸いですm(__)m

 

医療事務として働きたい男性は病院選びが全て

まずは医療事務で働きたい全ての男性に知ってもらいたいことが「病院選びは最重要で時間をかけて吟味しよう」ってことです。

 

なぜならクリニック(町の開業医や診療所)に就職・転職してしまうと年収がかなり低いからです。

 

基本的にクリニックは女性でパートを募集しています。旦那さんがメインで働いていて、隙間時間で働ける女性を対象に求人を出しているところが多いです。

 

つまり男性に需要がないのです。仮にあったとしても年収が低いです。言いたいことは男性はクリニックはやめとけってことです。

 

医療事務として男性が働くなら中・大規模ぐらいの病院

医療事務として男性が働くなら「中・大規模ぐらいの病院」で求人を探すようにしましょう。だいたい300~600万円の給与で条件があるはずです。というか僕が実際にそうでしたので。

 

そして、医療事務として働く男性は少数なのでわりと希少価値が高い気がします。

 

経験を積むと条件の良い他病院に転職することも可能ですし、医療事務の男性は重宝されるので良い条件が多いです。

 

ただ、病院自体が求人を表に出していないことが多ため、転職サイトに登録して求人をチェックしておきましょう。

一応以下が主要な転職サイト3つです

  • マイナビ
  • リクナビ
  • DODA

正直どれを選んでも大差ないのです。色々なサイトに登録してもどうせ全部はみれないので3つぐらいでOKです。もちろん全部無料です。

※未経験で医療事務リーダー募集とかの求人は年収は高く書いてありますがブラック率が高い(残業が多いなど)ので避ける方がいいです。

 

たぶん医療事務に向き不向きとかない:男性も女性も

医療事務に向いている人、向いていない人を書かれているサイトやブログをお見受けするのですが、そんなのないと思います。

 

極論ですが、要は慣れるか慣れないかの問題です。どの仕事なんてそんなもんです。

 

医療事務は資格がなくても働けます。これは本当です。

 

強いて言うならパソコンがめちゃくちゃ苦手だという方は向いていないかもしれません。医療事務はパソコン作業が業務の大半を占めるのでとにかくパソコンが苦手だとい言う方は避けた方が幸せかもしれません。

 

少しだけ苦手という方は通信講座でサクッと勉強しましょう。価格も安いし勉強になります。資料請求はどこもほとんど無料です。

 

営業から医療事務に転職した僕の話

メーカーの営業から転職し、医療事務として4年目になります。

 

転職した理由は「営業のノルマ」です。ノルマってかなりしんどいんですよね。一応5年は頑張ったのですが、僕は以前の職場で先が見えませんでした。

 

営業経験のある方ならわかると思うのですが、月次売上を更新しても安心するのは束の間で「もっと、頑張れる」を更新する度に求められるわけです。

 

営利企業として利益を追求するのは当たり前なんですが、営業でゴリ押しして売り上げを挙げるビジネスモデルはそろそろ限界を迎えている気がします。

 

あとは「職場の上司が未来の自分」ということも転職を決意した要因でもありました。

 

営業職は確かに出来高で売り上げを上げれば上げるほどボーナスも高くなるし、出世もします。年収も高くなります。

 

けれど、ワークライフバランス(仕事とプライベートの両立)がありません。上司は家庭が崩壊している方もいて正直辛かったです。

 

僕は年収よりも、300万円~400万円くらいの年収で家に早く帰宅できプライベートも充実させるというのが転職の目標でした。

 

それが医療事務でした。

 

おそらくですが男性だけの医療事務の年収は、公表されている全体の平均年収より高いです。

 

医療事務=年収が低いというのは表面上の数字でしかないと思います。都市部の中・大規模の病院ならさらに高くなるでしょう。(それだけ業務も増えると思いますが…。)

 

それでも営業職の時よりも働きやすくなったと感じています。

 

結論:医療事務は男性でも働きやすい

女性の職場というイメージの医療事務ですが、大きな規模の病院では一定数、男性事務員の採用があります。

 

ただ、転職する病院を総合病院などの中規模以上の病院を選んで転職活動しないと年収は低くなりがちなので、転職サイトなどできちんと比較して選びましょう!

 

そして、実は男性の医療事務は幹部候補で入社する場合が多く、出世もある程度早い印象です。

 

女性の役職もここ数年でかなりみかけるようになりましたが、実際に課長や事務長クラスはやはり男性が多いです。

 

事務長クラスになると1000万円くらいは年収があるようですが、僕の病院の事務長は外部からの招聘ですので、なれるとすると部長や課長までかなぁと思っています(笑)

 

最後までお読みいただきありがとうございました~!それでは良い転職ライフを~!