こんにちは!現役で医療事務として働いているTomです。
医療事務の仕事というとどんなイメージでしょうか。
というか特にイメージもないと思います(笑)
医療事務に転職して4年目の僕が医療事務の仕事内容を書いていきます。
医療事務の主な仕事内容
医療事務と言うと、総合病院の外来の受付や、診療所(クリニックなど)の受付などを想像されると思います。まさにその通りです、それ“も”医療事務の主な仕事です。
- それに加えて以下の仕事があります。
- 保険証や各種医療受給者証の確認
- 医療制度の説明(求められたら)
- 診療報酬の請求業務(レセプト)
- 医療スタッフと患者の仲介業務
- 医師の書類作成の代行業務
- 施設基準の資料作成及び申請や取下げ
- 入院・外来・在宅などの請求書作成
- 会議資料や議事録、院内掲示板の作成
- 院内会議への出席・勉強会参加
- 医療制度に関わるセミナー参加や出張
etc…
こんなにあるの…??と思われるでしょう。特に「レセプト」なんて医療事務をしていないと言葉自体聞かないと思います。
医療事務と言えども多くの仕事があり、細分化されています。どこの会社でも同じで会議の資料作成はあるあるです。
入社した当時は、「結構やること多いなぁ…。」という印象でした。
ただ、上記に書いた仕事を全部するわけではなく(小さなクリニックなら全部してる方もいるかも)役割分担でそれぞれの仕事に振り分けられます。
そして、総じて医療事務として働いている部署のことを「医事課」と言います。病院によっては色々な呼び方があります。
例えば、「医療サービス課」、「医療事務課」などがあります。さらには「企画経営課」と呼ばれる病院の経営に特化された部署もあります。
病院の規模によって医療事務の仕事内容も変わる
大学病院、総合病院、医療モール、そして診療所…病院と言えども規模に違いがあります。
さらに大学病院や総合病院でも病床数によって規模が違います。
医療法では20床以上を「病院」とし、19床以下を「診療所(クリニックなど)」として分類され、400床以上で大きな病院となります。400床以下は小・中規模といったところでしょうか。
しかも運営しているのが国か、または都道府県か市町村か、または企業か個人かなど様々な運営母体の病院が存在するのです。
それゆえに医療事務の仕事と言っても勤める病院によっては様々です。
一般的に大規模な病院なら患者数も病棟数も外来数も多く、それに準じて医療事務の人数も多めです。なので、基本的に担当者ごとの専門的な仕事になる傾向となります。
逆に小規模なクリニックなどになると、医療事務の人数も少なく、医療事務以外の仕事もこなしていく必要があります。
医療事務の仕事内容・1日の流れを紹介(僕の場合)
僕の一日のスケジュール(ほぼこれです。)
時刻 | 主な仕事内容 |
---|---|
7:40 | 病院に出勤、始業開始準備 |
8:30 | 開院 |
8:30 ~11:00 | 請求書作成、保険証・各種医療証の確認、レセプト点検、伝票の処理 |
11:00~12:00 | 昼休み |
12:00~17:15 | 請求書作成、保険証・各種医療証の確認、レセプト点検、伝票の処理 |
17:30~18:00 | 病院を出る |
8:30~17:15が定時です。
月末の2日間から月初の2~8日間は決まった残業が発生します。それ以外はほぼ、18時まで(遅くとも19時)には病院を出ます。
会議や、月途中で会議資料などの書類作成が舞い込んでくることから直近1年の平均残業時間は約20時間程度です。まぁまぁ少ないほうだとは思います。
ただ、診療報酬改定というものが2年に1回あり、その年の2月~3月は残業が多くなります。一般企業に比べると残業は少なめで、地元で働けることもあり、働きやすさはあります。
他業種と比べて、地元で働くことができ通勤時間を短縮できるというのは本当に助かっています。
子どもも小さいので、不測の事態が起きても対応しやすいのは医療事務に転職してからだと実感しています。