こんにちは！現役医療事務です。
大学を卒業して医療事務として４年目に突入します。当時は医療事務として就職するとは思っていませんでした（笑）。
なので医療事務なんて本当に興味がなかったし、もちろん未経験でした。
たまたま就職できたとは思いますが、もちろんエントリーシートも提出しています。
医療事務の場合、未経験でも就職しやすいのは事実だと思います。なぜかというと「働きながら覚える」ということが多いからです。
あくまで僕の働いている病院ですが、まったく未経験の新卒や中途採用の方も多くいます。
そこで今回は医療事務の志望動機を未経験でも書けるよう、実用例も公開しますのでご参考にして下さい。
それでは、お付き合い下さいm(__)m
志望動機の例文を作成するにあたって以下の方々を参考にしました
- 職場の医療事務（社会福祉士含む）の同期
- 職場の医療事務（社会福祉士含む）の後輩
- 職場の中途採用の医療事務（正職員、非正規含む）
- 職場の中途採用の上司（聞ける方だけですが）
目次
医療事務の志望動機を未経験でも書ける！
パターン１ 地域医療に貢献したい
「地域医療に貢献したい」という文言を中心に志望動機を書いていくスタイルです。地元の病院に就職したい場合には効果を発揮します。都市近郊病院の場合もある程度応用可能です。
- 地域医療に貢献⇒自己PR⇒就職したい思いぶちまける
- 間違っても「家から近いから～」などと書いてはいけない
✔例文
貴院の地域に密着されている医療に対し魅力を感じ、貴院はこの地域に不可欠な医療機関だと考えます。
医療事務は患者様と接する機会が多く、やりがいを感じれると同時に大変重要な仕事であることも承知しています。私は医療事務としての経験はありません。しかしながら、前職の営業で培ったコミュニケーション能力を活かすことで、医療事務として貴院と患者様を笑顔でつなげることができると考えています。
ホームページを拝見し、実際に来院させていただき、貴院の患者様に対する思いが信頼や安心へとつながっていることを改めて実感しております。
貴院へ入社させていただきましたら、地域に根差す貴院のさらなる信頼を自己研鑽するとともに大きくしたいと考えています。
パターン2 病院に来て安心した経験がある
誰しも一度は病院に訪れたことはあると思います。それを少しばかり美化させて志望動機を仕上げていくスタイルです。病院は私にとって素晴らしいところ！を盛り込み自身の経験を入れることができれば差別化した志望動機の完成です。
- 病院での美化されたエピソード⇒自己PR⇒就職したい思い
- 医者や看護師に感謝ではなく受付や事務員の行動を称賛するように書く
✔例文
病院を訪れると、まず受付の方の笑顔に安心感を抱きます。病院の受付は言わば病院の顔です。医療スタッフがどんなに優秀でも受付が不愛想ならその病院のイメージも悪くなると考えます。
以前、貴院を見学させて頂いた際に、印象的であったのは受付の方が気持ちの良いさわやかな笑顔で患者様に応対されていたことです。体や心を病んで病院を訪れる患者様にとっては病院は不安なところではなく、安心して治療を受けられる場であるということを強く感じました。
貴院の患者様に対する笑顔と丁寧な接し方をみていると、私自身も貴院で働きたいと強く思うようになりました。
貴院へ入社させていただきましたら、笑顔で懇切丁寧な接し方で患者様と病院の架け橋のような存在になりたいと思います。
パターン３ これから資格を取得するという意気込みを盛り込む
やや「諸刃の剣」になりえる志望動機ですが、効果は抜群だと思うので書かせていただきます。
- 医療事務の資格を勉強中
- 資格をこれから取得する
のような文言を志望動機に盛り込むことにより就職の「本気度」をアピールできます。パターン1・2と比べて本気度が違いますので、採用される率も高くなるはずです。
しかし、本当に資格取得に向けて勉強しなければならず（当たり前ですが）資格講座にサクッと申込みして勉強しましょう。強制力はありますが、就職したいならＯＫかと思います。
- 資格を勉強中、取得予定を盛り込む⇒自己PR⇒就職したい思い
- 「やってみようと思う」だと説得力はなくなるので、「すでにしている・講座を申し込んでいる」だと効果は抜群
✔例文
病院は専門的な職種の方の集まりであり、医療事務もその職種のひとつであると考えます。医療に携わる仕事は、専門の知識が必要になると思います。
それゆえ、貴院へ入社させていただいた時に少しでもはやく戦力になれるように、医療事務を志望するにあたり、スクール（通信講座でもＯＫ）で資格取得に向けて勉強しています。
医療事務は患者様と接する機会が多い、病院にとって大事な役割であることから、専門の知識を身につけることによって患者様とスムーズにコミュニケーションが計れると考えます。
医療事務の志望動機：未経験でもウソはいけないが盛るのはＯＫ
志望動機を書くにあたり上記のような例文を参考にしてもらって、あとは個人の経験や知識を盛り込むとさらに良い志望動機が出来上がると思います。
ウソは書いてはいけないと思いますが、盛るぐらいなら正直ＯＫかと思います。
少なからず面接では演技的になると思いますし、そこは本音と建前を使いわけましょう。
建前を使いすぎると少し胡散臭くなりますが、実際に現場で医療事務として働いていると建前はコミュニケーションの潤滑油だと日々感じています。
適度に建前を使って志望動機を完成させましょう！
