医療事務に転職したい人、全員に読んでもらいたい【経験談あり】

医療事務へ転職

こんにちは!現役医療事務のTomです。

 

営業から医療事務へ転職して4年目に突入しました。医療事務としての働き方や業界での知識も溜まってきたのでブログを書いています。

 

医療事務はフレキシブルに働けるので、女性はもちろん、男性の方で転職される方も多いです。

 

女性ならパートで扶養の範囲内での働くことが可能だし、非正規雇用として扶養を超えて年収200~300万円も稼ぐこともザラです。

 

病院は地域のインフラ的な役割もあることから雇用に安定的なので共働きの選択肢にも適しています。

 

転職したいけど医療事務はどうなの?という方に向けて記事を書いています。良ければご参考にして下さいm(__)m

 

目次

そもそも医療事務とは?転職前に確認!

医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関での受付や会計、診療報酬請求業務(レセプト)などが主な仕事になります。ざっくり言うと以下の感じです。

業務 業務内容
受付業務 患者さん対応、各種医療証の確認、医療制度の説明
会計業務 医療費の計算・会計
請求業務 医療費の請求を国保や社保に請求する業務

 

患者さんの対応はコミュニケーション能力が必要と言われますが、僕はそこまでコミュニケーション能力が必要とは感じませんでした。

 

例えばですが…

僕「おはようございます、予約ですか?」

患者「そうです」

僕「それでは診察券を受付機に通してください」

患者「はい」

僕「まず、血液検査からですので5階の採血受付までお進みください」

患者「はい」

転職して半年ぐらいは受付業務を中心にしていたのでこのような会話をひたすら毎日していました。必要なのはコミュニケーション能力じゃないです(笑)

コミュニケーション能力が本当に必要なのは「クレーム対応」の時です。

 

医療事務の重要なお仕事

受付業務や会計業務は大事な仕事です。ですが診療報酬請求業務(以下レセプトと書きます)が病院の主な収入源となるので「レセプト請求」が病院で重要な仕事になります。

 

つまり、医療事務は“レセプト請求をする事務”といっても過言ではないでしょう。

 

もしかすると、小さなクリニック(開業医)などにパートさんとして働く場合はレセプト請求の仕事はしないかもしれませんが、ある程度の規模の病院やクリニックに医療事務として就職・転職になるとレセプト請求業務を経験すると思います。

 

医療事務に必要なスキル

特にないですが強いて言うなら以下です。

  • パソコンをある程度使える
  • エクセル・ワードも使える

 

本当にこれぐらいです(笑)実際に僕がそうでした。調べてもらうとわかるのですが、医療事務は入社してから「働きながら覚える」ということが多いです。

 

なので、そこまで必要なスキルというと本当に「特にない」です。

 

パソコンで作業をすることが多いので、“パソコンが苦手だ”という方は、少し覚えた方がいいかもしれません。電源の付け方も知らないという人は通信講座などで軽く勉強した方がいいかもです。

 

エクセルやワードも全く使ったことがない、本当に苦手で自信がないという方も通信講座で軽く勉強しておいた方が就職後にスムーズに業務に付けると思います。

 

大手通信講座のユーキャンは資料請求が無料ですし、通信講座もかなり安いのでサクッと勉強するのにオススメです。

 

医療事務に転職するなら資格は必要?

実は医療事務として働くために資格は必要ではありません。

 

意外と思われるでしょうが、僕の職場では有資格者の方が少ないです。というのも資格手当がないからです。

 

もちろん資格手当がある病院に就職すれば給与に手当が加算される(勉強にもなります)ので資格を狙うのもアリです。

 

以下に4つ主な資格を書いておきます。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務認定実務者

 

資格を取得することで就職や転職で評価されるというのはあります。中には簡単な資格もあるので、ないよりある方が評価は高くなるのでこれを機に取得を目指してもいいと思います。

 

医療事務に就職・転職する準備を始めよう

正直に言うと、資格は転職してから勉強を始めようと思っていたのでユーキャンで資格講座の資料を請求したぐらいです。

 

僕がした準備は以下の方法です。

  1. 本を買って医療事務の仕事を知る
  2. 通信講座や資格の資料を請求
  3. 3つぐらい転職サイトへ登録

 

地元の病院の求人などもみていましたが、結果的は登録した転職サイトから転職しました。

 

転職サイトはクローズド(求人には載っていない登録した人だけが見れる)の求人が数多くあり、転職したい地域も登録できるのでとても効率的で便利です。そしてもちろん全て無料です。

 

なので、資格取得から転職しようと思っている方もOKですが、とりあえず転職サイトに登録して、良い求人を探すという方法もあります。

 

僕の場合は「地元、医療事務未経験」というキーワードに絞っていたので、特に資格は重視していませんでした。

 

今思えばですが、簡単な資格もあるので取得してから転職活動をした方がもっと効率的だったかもしれません。

 

医療事務は求人も多いので転職しやすい事実

病院・クリニックは全国各地にたくさんあります。それゆえ、求人が多いので転職しやすいのは事実です。

 

逆にいうと、求人が多すぎるので条件を絞った方がいいですね。

 

転職サイトもそうですが、登録しずぎても全部見ることなんかできないので、主要な3つぐらいでOKです。一応転職サイトの比較記事も書いているのでご参考にどうぞ。

 

登録しておきたい転職サイト

  • マイナビ
  • リクナビ
  • DODA

 

転職に迷ったなら行動してみた方が幸福度は高い

僕の話で恐縮なのですが、転職は2回失敗しています。はじめは医療事務に絞って転職活動をしているわけではありませんでした。

 

転職活動をしているうちになんだか働きやすそうだな…と思ったのが医療事務なだけでした。

 

ここでお伝えしたいのはたった1つのことです。

 

「迷っているなら行動してみよう」ということです。

 

別に転職できなくても、転職サイトに登録することによって色々な病院やクリニックの求人を見ることができますし、資格を取得しようか迷っているなら資料請求してみればいいだけのことです。

 

ちなみに転職サイト登録も資格の資料請求も全部無料です。今の時代は恵まれています。

 

人は行動した時の後悔よりも行動しなかった時の後悔の方が強いみたいです。

 

迷っているなら1ミリでもいいので前に進んでみましょう!迷っているだけでは現状維持で何も変わっていません。

 

それでは良い転職ライフを~!